令和5年度寝屋川市立成美小学校の教育活動


寝屋川市立成美小学校   校長
伊藤 卓央
 〒572-0043
大阪府寝屋川市錦町23番45号
 電話 072-838-9760
FAX 072-839-6334


学級数、在籍数

 学 年

支援

 学級数



16

児童数

29

23

28

28

20

34

162

27

34

34

35

23

30

183

56

57

62

63

43

64

(25)

345



経営方針

教育目標

  「和して遊び、ともに学び、心を磨く子」の育成を図る

教育の目的は、人間尊重を基盤に、心身ともに調和のとれた人間性豊かな児童の育成にある。憲法・教育基本法をはじめ教育関係諸法令ならびに学習指導要領等の趣旨を踏まえ、児童ならびに地域社会の実態に即した教育活動を行う。

基本方針
現在の日本の子どもたちは、世界の子どもたちと比べて論理的思考力の不足や学習意欲、社会参画意識の低さなどが指摘される現状がある。また、AIなど科学技術の進歩により現存する職業の半分は子どもたちの働く時代に存在していない可能性も指摘されている。それらの現状から、今日では子どもたちに「主体的・対話的で深い学び」が必要とされている。およそ3年間にわたるコロナ禍で、教育活動にも多くの規制が設けられた。しかし、本年度からコロナ感染症が5類へ移行され、コロナ禍以前の学校へ回帰することとなる。「子どもたちがいてこその学校・子どもが元気に活動していることが基本」というあたりまえの学校環境に回帰するために、子どもたちが毎日、元気に登校できる学校をめざす。また、学校生活をとおして、社会生活で必要な資質であるコミュニケーション力や協調性を育成する。昨年度より、国語の授業研究に取り組んでいる。国語の授業を通して全ての児童が課題に向き合い、主体的に活動できることを追及していく。また、授業の工夫・改善や学習規律の徹底、個に応じたきめ細かな指導の研究を継続するとともに、小中一貫校の一員として特色ある中学校区づくりを推進する。さらに、保護者との連携により児童の生活習慣の確立、体力向上、心の安定を図っていくことが必要であることを踏まえ、学校が地域に根ざし、保護者・地域に信頼されるよう、教職員が一丸となり組織的に教育活動を展開し、積極的な情報発信を行う。また、本年度よりコミュニティスクールとなったことを節目に、学校・家庭・地域社会の連携を一層強固なものとし、総合的な学校教育力の構築を進めていく。

経営の重点目標
Ⅰ 小中一貫教育を軸に、全ての大人が子どもたちを温かく育む校区
学校教育に理解があり支援を継続してきた温かい地域性がある。全ての大人で子どもを見守り育てていく意識を校区の特徴を活かし、学校は担うべき主体性と創意工夫により特色ある学校づくりや効果的な授業の研究・実践など、魅力ある学校づくりを保護者、地域の理解・支援のもとで推進していく。小学校・中学校の段差をなくし、義務教育9年間を見通した継続性、系統性、計画性のある教育活動の中で、一人ひとりの個性や能力を伸ばしていく小中一貫教育を推進する。そのために、中学校区で合同研修会や授業交流に取り組むとともに、キャリア教育、総合的な学習の時間等の充実を図り、創意工夫を生かした取り組みを推進する。また、保護者や地域の人たちに学校行事など学校訪問をする機会を設定し、学校運営の透明性を図る。学校教育自己診断の結果や、学校評議員会での意見を活用し、学校経営の改善に努める。
Ⅱ 自ら課題を見つけ、解決に向けて探究し、成果を表現する力
まず、基礎的・基本的な知識・技能の習得とそれらの定着をめざす授業を展開する。また、個別指導やペア・グループ活動などを取り入れるとともに、少人数加配教員や少人数教育推進人材を活用し、指導方法の工夫・改善に努め、その趣旨を生かした教育活動を推進する。また、ディベート教育に取り組むことで、児童に深く考える力を育成する。教科教育では寝屋川市学習到達度調査や全国学力・学習状況調査を中学校区で分析し、系統的、組織的な学習指導により、児童一人ひとりの学力向上に向けた効果的な取り組みを進める。また、児童の自発的な動機づけを大切にした授業の実践をめざす。学習の評価は、児童の良い点や結果までの過程を評価し学習意欲の向上に生かす。低学年の国際コミュニケーション科や中学年・高学年の英語科を通して、異なる国や文化に慣れ親しみ、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図る。実践的コミュニケーション力の基礎を培うため、学校間の交流や効果的な研修を通して指導力の向上に努める。また、タブレット端末やICT機器を効果的に活用し、「わかる授業」の実現をめざすとともに、児童の情報活用能力(情報リテラシー)の育成も図る。
Ⅲ 心の教育と体力づくりの推進
児童の心と体の調和のとれた発育のため、自身の健康に関心を持たせ、積極的に運動に親しむ姿勢を育てる。又、児童に対する教育相談機能を充実させる。行事などの特別活動や総合的な学習などを通して、心身の調和のとれた発達を図り、集団の一員としての自覚を深め、協力してよりよい社会生活を築こうとする、自主的、実践的な生活態度を育成する。環境教育、福祉教育・ボランティア教育の推進を図り、実践的な能力や態度の育成に努める。知的活動の基盤となる教養、価値観、感性や言語能力を育むため、子どもの発達段階に応じた読書活動や保護者・地域と連携した読書活動の一層の推進を図る。また、毎週月曜日を「読書の日」とし、10月に読書週間を設け、児童に読書習慣を身に付けさせる。そのための学校図書館の有効活用や整備及び図書の充実を図る。児童の体力や運動能力の増進を図るとともに、心の健康の問題にも充分配慮し、日常生活において適切な体育・健康について実践を促し、楽しく明るく豊かな生活ができるよう指導に努める。また、性教育(命の学習)を発達段階に応じて計画的に実施し、性に関する正しい知識と生命の尊さについて学ぶ機会とする。「食」に関する指導の全体計画をもとに、児童一人ひとりが正しい食事のあり方や望ましい食習慣の形成に結びつく実践的な態度の育成を図る。さらに、専門家(医師、歯科医師、薬剤師等)や保護者とともに学校保健委員会を開催し、意見交換等を行い、学校の健康について考える場とする。道徳教育は、人間尊重の精神に基づき、自らの生き方について自覚し、未来に向けて人生や社会を切り拓く実践的な力を身に付けるために、道徳の時間の指導充実を図り、全教育活動を通して計画的・発展的に行う。
Ⅳ 人権尊重の教育の充実
児童一人ひとりの「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」が、認められ尊重されるよう、全ての教育活動を通して児童の実態に応じた人権尊重の教育を積極的に推進する。人権尊重の教育の推進にあたっては、個性を尊重し多様性を認め合い、共生する心などの育成に努める。
・男女平等・共生の精神に基づく教育を積極的に推進し、男女がお互いに、協力しあって活動していくよう指導に努める。
・国際的な視野に立って、異なる文化・習慣・価値観等を認め合い、ともに生きる人間として、国を越えた仲間意識の高揚を図る。
・戦争の悲惨さ、平和の尊さについて学び、平和を愛し、守ろうとする心を培う。

・教職員一人ひとりが、さまざまなハラスメントについて正しい理解のもとに、充分な認識を持って、その未然防止のための学校体制を確立する。
Ⅴ 支援教育の充実
障がいのある児童の自立と社会参加を図るため、一人ひとりの障がいの状況に応じた教育の創造と、それをとりまく児童集団との交流を通して、ともに学び、ともに生きる社会生活の在り方について指導する。障がいのある児童に対する理解・認識や指導・対応について研修会を行い、支援を必要とする児童の指導・教育的対応については、「子どもを語る会」等を通して全教職員の共通理解を深め、関係機関との連携を図り、支援教育コーディネーターを中心に全校的な支援体制のもと教育活動を展開する。「個別の指導計画」及び「個別の教育支援計画」を作成し、定期的な評価・見直しを行うとともに、適切な指導及び支援を行う。
Ⅵ 情報管理体制の確立 
個人情報保護法及び寝屋川市教育情報ネットワーク管理運用要綱に従い、適切な管理と保護に向けて組織的に取り組む。また、個人情報を含む文書・電子媒体等の取り扱いについては、管理・保管についての研修などを通して、一人ひとりの自覚を深める。
Ⅶ いじめ・不登校の解消 
いじめは、重大な人権侵害事象として根絶すべき教育課題であり、児童自ら尊い命を絶つ可能性もある。児童に対し、「いじめは絶対に許されない」との強い姿勢で指導を行う。また、いじめ防止基本方針に沿って、平素から児童の理解に努め、アンケート調査を実施し、その実態を的確に把握し組織的な対応により、未然防止、早期発見、確実な解決に努める。不登校については、ケース会議コーディネータや学年・児童支援者・家庭との連携を密にして児童の実態把握を行い、ケース会議を開催し、早期対応を図る。さらに、スクールカウンセラー、家庭教育サポーター、巡回相談員、スクールソーシャルワーカー、福祉事務所等の関係機関と連携を図り、未然防止及び早期発見に努める。携帯電話、ネット上のいじめ等を新たな課題として位置づけ、携帯電話の危険性について保護者への周知徹底を図る。
Ⅷ 虐待の早期発見と防止 
尊い命が絶たれるという重大な事象が生起するなど、児童をめぐる状況は厳しい。学校は、児童虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、「児童虐待の防止等に関する法律」及び「寝屋川市児童虐待防止マニュアル」に基づき、早期発見・早期対応に努める。子どもを守る課や子ども家庭センター等との連携を図り、学校として組織的な対応を図る。
Ⅸ 危機管理体制の確立
「危機管理マニュアル」について、常に見直し、点検を行う。また、緊急時の連絡体制、万一の事故への対処、感染症の予防、食中毒の予防及び熱中症の事故防止など安全管理体制の充実に努め、全ての教職員が役割分担し、的確な行動がとれるようにする。また、保護者・地域への啓発に努め、「大人の目と心」を大切にした地域と協働した取り組みを、より一層推進する。さらに、東日本大震災の教訓を踏まえ、将来想定される南海トラフ地震・津波をはじめとする地域の実態に即した自然災害に対応できるよう防災計画を作成し避難経路の再確認や施設・設備の点検・整備を行い、緊急体制等の機能的な危機管理体制を確立する。さらに、日頃から、教職員の連絡・配備体制について周知徹底するとともに、児童が自らの命を守りぬくための主体的に行動する態度を育成する防災教育を推進する。児童の安全を確保するため、毎月14日の安全点検を実施し、施設・設備の整備に努める。学期はじめには、全教職員で登校指導を実施し、児童の登下校について安全確保に努める。

《主な学校行事(月別)》年によって変更もあります
  4月  入学式 始業式
  6月  修学旅行

  7月  林間学舎 個人懇談会 終業式  
  8月  始業式
 10月  運動会
 11月  PTAまつり 音楽会

 12月  個人懇談会 終業式

  1月  始業式

  2月  懇談会 入学説明会
  3月  卒業式 終了式

授業時間数

学年  月曜日  火曜日  水曜日  木曜日  金曜日  合計時間 
 1
25
 2

 26
 3
 28
 4 29
 5  29
 6  29

日 課 

【通常6時間日課】

日課  時間 
 朝の会  8:30~ 8:50 
 第1限  8:50~ 9:35 
 第2限  9:40~10:25 
 休憩 10:25~10:45 
 第3限 10:45~11:30 
 第4限 11:35~12:20
 給食準備 12:20~12:40 
 給食 12:40~13:05 
 昼休憩 13:05~13:30
 清掃 13:30~13:45
 第5限 13:50~14:35 
 第6限 14:40~15:25 
 最終下校 16:30