今年度、4月5日に新しい梅っ子たちを迎え、45年目を迎えた梅が丘小学校の新しい年度がスタートしました。
学校・家庭・地域が協力してこそ進めていくことができる学校教育ですが、文字通り、保護者の方々、地域の方々に支えられての44年間でした。現在、本校が教育活動を進められておりますのも、ひとえに、保護者の皆様方、地域の皆様方に温かくご支援いただいているおかげだと、心から感謝しております。
今、鬼滅の刃が日本中で大人気です。そんな中、「なぜ、この鬼滅の刃の人気がすごいのだろうか」と不思議に思い、何気なく、ビデオや本で、その漫画に接し始めたところ、主人公の竈門炭次郎の魅力に、すっかり取り憑かれてしまいました。
竈嘆炭次郎の魅力を挙げるとキリがありませんが、あえてその中の3つを挙げるとすると・・・、「すべてのものに対する優しさ」「自分自身で考えようとする力」「絶対にあきらめない心」だと思います。
炭次郎の優しさは、半端なものではありません。妹の禰津子に対してはもちろんのこと、仲間に対しても、ときには、敵である鬼に対しても、限りなく優しさを注ぎます。その優しい心に、すべての人が魅了されてしまいます。
また、炭次郎の「自分自身で考えようとする力」には心を打たれます。炭次郎は最初、師匠である鱗滝左近次さんから鬼を倒すためにどうすればいいのかを教えてもらっていましたが、鱗滝さんから、もう教えることは何もないと言われてからは、どんなにたいへんな状態になっても、自分自身で考えようと努力します。そのことにより、炭次郎はどんどん成長していきます。
さらに、炭次郎の「あきらめない心」は、われわれに勇気を与えてくれます。妹の禰津子を鬼から人間に戻すことを一番に考えている炭次郎ですが、その信念により、炭次郎は、どんなたいへんな目にあっても絶対にあきらめません。まさに「すごい」の一言です。
梅が丘小学校では、これまで、「思いやりのある子」「よく考える子」「がんばる子」の3つを、めざす子ども像に掲げる中で、教育活動を進めてまいりましたが、子どもたちには、学校生活において経験を積む中で、炭次郎のような「優しさ」「考える力」「あきらめない心」等を身につける中で、「生きる力」を育んでいってほしいと思っています。
子どもたち一人ひとりが輝き、楽しく学校生活を送れるよう、そしてまた、子どもたちの個性、能力を十分伸ばすことのできるよう、教職員一同、全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
新型コロナウィルスで、世界中がたいへんな状況になっていますが、皆様におかれましては、お体に十分留意されますようお願い申し上げます。
そしてまた、これからの社会を支えていく「未来の宝」である「梅っ子」たちへのご支援につきまして、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
市の小中一貫教育も、17年目を迎えていますが、第四中学校区は「東寝屋川学園(愛称 E-Ne学園)として、子どもたちの生きる力を育む教育を推進しています。本校区における小中一貫教育の取組は、まだまだ途上ですが、今後も、さらなる精進を重ねてまいりたいと考えております。
今後とも、みなさまのご支援・ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。
◆学校へのご意見・ご要望は下記までお電話でお願いします。校長室へもお気軽にお越しください。
|