４月２１日、本校の第75回創立記念日を迎えた。

学校の沿革史をたどってみると

• 戦後間もない昭和２２年４月１日の六・三制の実施による町立寝屋川中学校創立があり４月２１日に開校した。
• 昭和２６年５月３日の寝屋川市誕生と共に寝屋川市立中学校と改称された。
• 本市唯一の中学校として「豊かな人間性の確立と、民主的で実践力に富む主体性のある青少年の育成」をめざす教育を目標とした。
• 市政の発展に伴い、昭和２８年の寝屋川市立第二中学校の創設を機に、校名を寝屋川市立第一中学校と改称され、なんと当時は東小・南小・北小・第五小学校を校区とした

…とある。

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  現在の校舎

創立７５周年を記念して、本校の校旗を新調した。（写真）今年度の入学式の壇上で初お披露目をさせていただいた。　京都西陣の旗屋に依頼し、重厚な濃紺の正絹綾錦に金糸と銀糸の盛り上げ手刺繍にて校章を縫い込んだ。フリンジは金糸真田付の四段七宝結でつけられており、とても立派なものに仕上がってきた。冠頭と呼ばれる旗棒の先の装飾は、真鍮製三方正面丸形３．５寸で手作りにて校章をかたどった作りのものである。金色に光っている。

これまでの本校卒業生は二万五千名以上にも上り、その同窓会からの寄贈という形で、この新しい校旗制作計画は実現した。同窓生のみなさまには、この校長室日記を通じてご報告させていただくとともに、厚く感謝申し上げたい。本当にありがとうございました。

今でも校長室の戸棚には、革張りの重厚なケースに収められた古い校旗がある。その古い校旗には寝屋川市のマークの横に一本線が入っていない。つまりは寝屋川市唯一の中学校であった「寝屋川中学校」の校旗だからだ。すでに、元の色がわからないほど色あせて、旗生地は破れや虫食いの痕があるが、伝統あるこの一中の長い歴史を物語る貴重な宝である。今後も、この古い校旗を大切に保管させていただき、できれば多くの方の目に触れる形で保存したいということを現在計画中である。実現した折には、あらためて報告させていただきたい。

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  新調された校旗
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さて、２５日から大阪府に３度目の緊急事態宣言が発出された。寝屋川市は感染予防対策を講じた上で、「通常登校園（選択登校制）」を維持することとなった。思えば、昨年度は４月、５月は完全休校や分散登校など、年度初めの大切な時期の学校教育がほぼストップしてしまったが、今年度はこうして学習内容の制限はありつつも生徒たちが通常登校を維持し教育活動を行えることがありがたい。一人一台端末【タブレット】があることも大きな強みであるし、オンライン学習や授業についても、　生徒・教師ともにどんどんと活用のスキルアップを図っていければと思う。

１２日に一年生対象にクラブ紹介を実施した。しかしながら、今は全部活動停止中である。自宅待機中のクラスがあったことや、まん延防止等重点措置期間、緊急事態宣言等により一年生の部活動仮入部も未だ実施できていない。生徒たちにとって部活動はとても重要かつ楽しみなものである。一日も早く、生徒たちの大きなかけ声や思い切りスポーツに汗する姿をみたいものだ。

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  クラブ紹介（バレー部）
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  クラブ紹介（吹奏楽部）

ハナミヅキやツツジが満開を迎え、初夏を思わせる日和が続いている。まもなく、ＧＷをむかえるが大人も子ども外出や活動自粛し、全国感染者数が減少することを祈りたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

学校長 林浩子