今日は夏至、1年で一番昼が長い日である。

毎朝、校門の挨拶運動に立っていると、校舎の陰が小さくなっていることがよく分かる。日の出の位置が真東より随分北寄りになっていることと、日の出の時間が早いので、朝8時頃には太陽の高度も高くなってきているためだ。

天気予報では今日も30℃以上になる猛暑日となるらしい。熱中症対策に気をつけたい。

さて、大阪府の緊急事態宣言が解除され、蔓延防止等重点措置の継続ではあるが、ひとまず寝屋川市のフェーズも「フェーズ3」に移行した。油断は禁物ではあるが、やはり最高レベルの措置を脱したことについては、少しほっとしたといわざるを得ない。生徒も保護者も教職員もともに力を合わせ、さらに安心して学校生活が送れるように取り組んでいきたい。

毎日の検温カード提出はルーティン化して定着してきてはいるが、やはり、検温忘れの生徒は0ではない。検温してこなかった者、測ってきたのにカードを持参するのを忘れた者、保護者の印忘れなども含めて、毎日、検温受付を訪れる生徒が数十人いる状況があった。（全校生徒約500名)

そんな中、保健委員会が中心に『Ｃｈｅｃｋ　Yｏｕｒ　体温　キャンペーン』　を企画して取り組んだ。

上の表の人数は、1週間（5日間）の延べ人数である。つまり、3年生では最初クラスに２〜３名ほどいた状況が激減し、検温率１００％のクラスがいくつも達成され、廊下の壁に示された表に折り紙でつくったお花が貼り付けられて見事だった。クラスで声を掛け合い、必ず検温してくるように努力していった結果である。もともと忘れの数も少なかった2年生では、横ばい状態だったのは少し残念ではあるが、現在は全校生徒のうち、1日10名ほどは朝の検温コーナーに訪れている。

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  保健委員会　検温キャンペーン
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部活動も本格的な活動を段階的にスタートしている。本当に有り難い。6月から試合前の運動部練習、また試合のない文化部については平日のみの活動をスタートした。先週ごろから続々と部活動の夏の大会予選が実施されている。宣言下では、公的施設や体育館が軒並み閉館しており、会場は学校の体育館が多く、会場校はその施設整備や感染防止対策にご苦労されたことだろう。それでも会場を提供していただけるおかげで部活動の試合に臨む多くの中高生たちにとっては、貴重なチャンスを与えられ努力の成果を見せることが出来るのである。

また、4月からずっと部活動に参加できていなかった1年生も、いよいよ仮入部を経て、今日から正式に本入部としての練習等ガスターとする。この間、仮入部ができた日のフォーサイト手帳には（振り返り）楽しかったこと、先輩に教えてもらってうれしかったことなどが多く綴られていたと、教職員から報告を聞いた。

部活と学業の両立は、何かと忙しく毎日を送る中学生にとって「自分時間をいかに有効に使うか」という実践と学びのチャンスである。今年の1年生は、入学から二ヶ月もの間、授業を終えればすぐ帰宅し、ゆっくり休んだり宿題をしたりする時間があったことを考えると、今後は時間の使い方の工夫やゲームや携帯を見る誘惑を断ち切る努力が必要だ。そんな思いを込めて、学校だより（SEED）6月号に文章を載せた。本格的な夏を迎える。

私自身も5月末に校長室日記Ｎｏ.４のあと約3週間も更新をできずに今日を迎えたことを反省し、時間の使い方を工夫しようと思う。

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  部活動も段階的にスタート
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  1年生も、いよいよ本入部へ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

学校長 林浩子