33日間の夏休みが終わり、8月23日に始業式を行った。

とはいえ、緊急事態宣言下であること、現在の府内コロナ感染者数が最多記録を更新している状況を鑑みて、寝屋川市内小中学校については、23日から27日の一週間を登校見合わせ（臨時休業）となったため、今週はオンライン授業配信を行うこととなった。

校内に生徒たちの笑顔と声が戻ってきていないのは、少々寂しくもあるが、表題にも書いたように、「ゆっくりと、学校が始まった」と感じている。

現在、毎朝のスタートは8時45分から実施している朝のホームルームである。私も各クラスのZOOM ミーティングにそっと入室して紛れ込み、その様子を覗いてみるのだが、生徒たちは自宅で制服に着替えてタブレットの前に座し、担任の呼びかけに、「ハイ！おはようございます」と元気に応えている。その表情を見ながら、こちらも『あぁ、この子も元気にしてるな』と安心できほっとする。今週の4日間は4〜５時間オンライン授業配信と個別のオンライン教育相談を実施することができた。

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  今週は　オンライン授業配信

また、来週の8月30日から9月6日については、3年生の通常登校と１・２年生の分散登校（2分割）をスタートすることが決まった。3年生は進路決定に関わる学習保障のためにも、どんどんと授業確保していくことが望まれる。１・２年生についてもそこは同じではあるが、今は生徒同士の接触を極力避け、感染拡大を防ぎ安全を守ることを優先したい。

昨日の市教育委員会の通知を受け、教員たちも忙しくその準備に追われている。まずは時間割や班分けについて検討して生徒を迎える準備を進め、教室内の点検・清掃・消毒をした。

給食スタートにあたり、登校する2分割された班ごとの、給食のアレルギー対応のチェックなども必要だ。配膳室に取りに行く際も、学年ごとに時間差をつけようということを決めた。

『三人寄れば文殊の知恵』

これはどうしたらいいだろう？こんなことも考えておいた方が・・・様々に、いろいろな段取りについての千恵が出る。

まもなく8月も終わり、9月（文月）を迎えようとしている。 　来週、生徒たちの笑顔が見られることが、とても楽しみである。

さて、話題を一週間前にもどしてしまうが、先日の8月21日（土）、22日（日）に行われた第51回全国中学校相撲選手権大会に本校生徒4名が出場を果たした。学校の部活動の位置づけではないのだが、地域で「ちびっ子わんぱく相撲」などにも参加してきた生徒たちが、今回の大阪大会に団体戦で出場し優勝した。そして、この夏に開催の近畿大会、全国大会に団体戦での出場を果たしたのだ。

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  全国相撲選手権大会・団体戦出場
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  白熱した土俵での取り組み

全国大会の会場は東京立川市の立飛アリーナ。全国から鍛え抜かれた体を持つ力自慢の力士が集っていた。団体戦予選は一回戦、二回戦、三回戦と各校三試合に出場し、二勝以上で決勝トーナメントに進むことができる。本校の4名の生徒たちも、堂々と土俵に上がり、精一杯の力を振り絞って闘ったが、一回戦：木曽町中（長野県）、二回戦：呉羽中（富山県）、三回戦：栗駒中（宮城県）の三試合で負け、予選敗退となった。彼らの健闘を讃えたい。（残念ながら8月9日近畿大会は台風接近のため暴風警報発令で中止となった。）

最後まで読んでいただきありがとうございました。

学校長 林浩子