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校長室日記 2021年9月27日(月):No.14 深まる秋に
21日は『中秋の名月』。あいにく夕方からの天気は下り坂になるということで、前日の20日(日)のよく晴れた夜空に浮かぶ8年ぶりの中秋の大きな満月を見ておいた。やはり、秋の夜は少し涼しい風も心地よく、いい感じだ。 さて、深まる秋に学校でも多くの行事が予定されている。体育大会、校外学習、修学旅行、文化祭などだ。コロナ不安がなかった例年どおりの実施とはいかないまでも、できることを見つけて、工夫して創り上げていけたらいいと思う。 先日の14日と16日には、2年生の総合学習(キャリア教育)において、職業講話を実施した。本来なら2学年は職業体験学習ということで、実際に地域の様々な業種の職場に出向いて3日間の体験をさせていただくのだが、今年度も実施は中止とし、それに代わる取り組みとしてこの職業講話である。 生徒たちは希望調査を行ったうえで、2日間に分けて一人4講座の授業を受講した。写真はその一部となるが、手話通訳、小説家、司会業、製造関係(鉄鋼)、商社、フォトライター、動物の訓練士、柔道整復師、営業マン、理学療法士、コピーライター、etc様々な分野で職業として活躍されている方々をお迎えして、直接生徒たちにお話をいただくことができた。中学校を卒業して10年以内には職業に就くことがほとんどかと考えると、短いようにも感じるが、こうも世の中の変化がめまぐるしい時代だということを考えると、今の中学生が思い描く職業や仕事がそのときに存在しているか、ロボットや機械に取って代わられてしまっていないかなどだれにもわからないともいえる。 職業講話の中で、ある講師の方が語ってくれていたことがある。
きっと、中学生の時に将来自分がどんな職業に就いているかなんて、強く心に決めている人はほんの一握りで、ほとんどの人が想像できていないのかもしれない。私自身も、中学生の時、いや高校生の時でさえ、教員になろうなどとは全く考えてもいなかった。本当に、今こうしていることが不思議だったりする。 未来の自分がどうなっているか、見えないことはに対して不安はつきまとうが、言い換えれば、可能性も無限に広がっているということだ。夢はでっかく持ち続けてほしい。
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体育大会の予行練習が行われた。実に秋晴れの気持ちよい天候だった。10月1日本番に向けて、今日も学年の練習、体育授業での練習が行われていた。台風16号の行方が少々心配だが、晴れることを祈りたい。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。 学校長 林浩子 |
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