朝から爽やかな青空が広がり、校門に立っていると東からの朝日が高く昇るようになりまぶしかった。朝のニュースでは日中は28度まで気温が上がると伝えていたが、いよいよ初夏の訪れである。大阪の梅雨入りも、いつになるのか今から気になるところである。

　さて、今日から2日間は1学期中間テストを実施する。1年生にとっては中学校に入って最初の定期テストとなり、少し緊張をしているのかもしれない。ノートやワークを手に登校する生徒の姿も見られ、それぞれにテストに向けて積み上げた努力をしっかり発揮してほしいものだ。いつもは遅刻ぎりぎりで駆け込んでくる生徒も、余裕のある時間に登校していた。毎日がこうであると嬉しいのだが…。
　1時間目の試験科目は国語だ。各学年の様子をうかがうため各教室を回ってみた。どの教室も静まり返り、生徒たちが真剣に鉛筆を走らせるカリ、カリ・・・という音が響いていた。

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  　1年生初めての中間テスト
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  　真剣に試験に向き合う

　　校舎内を回っていると、様々な気づきがある。1年生の下足室は、東校舎の1階にありグランドから入ってすぐの位置にある。体育の授業などでの出入りは非常に便利ではあるが、どうしても土が上がってしまう。毎日の清掃では下足担当の生徒は大変なことだろう。靴箱には整然と靴がかかとをそろえて並んでいるかどうかは、その学校の落ち着き具合や、一人一人の生徒の心の荒れのバロメーターとなる。２・3年生の下足箱を見に行ってみると、中には非常に大きいサイズの運動靴もあり、一中の古くからある木製下足箱のサイズでは小さすぎて両足を揃えて並べたくとも少し斜めに入れないと納まっていないものもあった。
　

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  　1年生の下足箱
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  　美しく保つには一人ひとりに呼びかけて
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  　２・3年生の下足箱には、ずいぶん大きいサイズの靴もあり・・・

　　廊下や階段、教室周辺にはさまざま掲示物が並ぶ。「各教科の授業の成果物や生徒のポジティブ行動を促す掲示物を、学校中に貼り出そう！」との取り組みを始めて2年目だが、教職員同士も刺激となり、相乗効果で広がりが見られるのがとてもうれしいことだ。今年度は、まだ新学期スタートから1か月半ほどであるせいか廊下の壁にも余裕がある。だが、この後さらに増えていくのを見るのが楽しみでもある。
　
　間もなく6月を迎える。3年生は6月1日〜3日に2泊3日の修学旅行を控えている。また、1年生は12日〜13日の一泊、2年生27日〜28日の一泊で滋賀県への宿泊学習の計画である。新型コロナ感染状況が気になり、GW以降は一気に増えるのではと心配していたが、今のところ爆発的な増加まではいかなかったことに安堵している。依然として油断は禁物と肝に銘じてはいるが、感染症対策を施しつつ、今年の修学旅行は延期なく予定通りに実施できることを切に願っている。そして、天候に恵まれることを・・・。

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  　２年生挨拶の輪でモザイク画完成！
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  　ポジティブの壷にシールを貼ろう
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  　オリジナル枕草子を書く
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  　　　　創作文「世界はうつくしい」　　　　　
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  　3年生長野修学旅行に 向けて
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  各クラスで新聞づくり

最後まで読んでいただきありがとうございました。

学校長 　　林　浩子