校長室日記 2023年6月19日 第6号:思い出の修学旅行(3日目)

 3日目(四国水族館)

6:20に起床。荷物整理と身支度を整えて、朝食会場に。朝もバイキング形式で、和食・洋食といろいろなメニューを楽しむことができた。人気はやはりパン食。ベーコンやスクランブルエッグ、フルーツやジュースやヨーグルトなどもおいしくいただくことができた。
 宿舎にお礼を伝えて、バスに乗り込む。行先は新しく四国の観光名所となっている「四国水族館」だ。
 到着すると、スタッフが丁寧にお出迎えしてくださり、複数の学校が校外学習や修学旅行で来ていたが、混雑することなくスムーズに入場、約一時間程度の見学を楽しんだ。中でも面白かったのが、AIでおしゃべりする画面のお魚(確かキャラクターの名前があったのだが、ちょっと忘れてしまった・・)に話しかけると、即座にその会話に受け答えをするというブース。生徒たちやある教員が相手の答えにくい質問を浴びせかけて、困らせようと躍起になっていたが、それにもAIはたじろぐことなく、すらすらと答えていたから驚きだ。これがいま話題の「チャットGPT」をなるものだろう。片方で自然界の不思議や美しさを堪能しつつ、最先端技術を体験する事もでき、 いやはや面白く興味深い時間を過ごすことができた。


  • 珍しい魚も

  • AIと会話にびっくり

  • 巨大水槽の前で

  • みんなでポーズ

  • クラゲってきれい!

  • 美しいサンゴたち

 なかのうどん学校は楽しすぎた

 もう一つの体験は、四国といえば「うどん!」ということで、香川の「なかのうどん学校」に行き、うどん打ち体験をすることになった。修学旅行では人気の体験メニューだそうだ。私もかねてよりうわさには聞いていたが、今回訪れたのは初めてだったのだが、そのあまりの楽しさにまた来たいと思ってしまった。生徒たちも、説明をしながらどんどんと引き込んでいくインストラクターのおじさんのペースに引き込まれ、軽快なSEKAOWAやBTSなどの音楽に合わせて、「イェーイ!」と掛け声をかけながらノリノリのうどん打ちを楽しんだ。
 周りでシャッターを切る先生方も、タンバリンを配られ、生徒とともにリズムを取りながら踊りに参加した。まさに「踊るうどん打ち体験」は、帰校してから書いた感想文の中でも多くの生徒が触れており、一番印象に残ったものだったのかもしれない。何かのTV番組で、「身体を動かしながら学習すると効果がある・・・」といっていたが、これは学校の学習場面でも参考にできる点はあるかもなどと考えたりもした。さあ、どうだろうか。
 あっという間に、うどん打ちの時間は過ぎ、自身で打ったうどんは、包丁で丁寧に切り、袋に入れてお土産として持ち帰った。


  • 生地を伸ばして

  • 形になってきたかな

  • 中野うどん学校

  • タンバリン片手に踊る!

  • 袋に入れたら、完成

  • 慎重にうどんを切る

 帰校

台風二号の接近で、保護者の方々や多くの関係者方には心配された修学旅行だったが、帰ってみると、二日間は雨を避けるようにお天気にも恵まれ、3日目は雨でも大丈夫なプランだったので、何の問題もなく終えることができた。帰りの高速もスムーズに流れており、五時半ごろには予定通りに帰校することができた。雨のなか大きな荷物もあることから、保護者のみなさまにはお出迎えの協力をメール文で依頼したところ、本当に大勢の保護者が学校に来ていただいた。感謝申し上げたい。
 出発式では「全員で力を合わせて、一生の思い出に残る修学旅行にしよう」と話したが、その目的を果たし、各自の心に思い出がいっぱい残り、仲間との絆を深め、優しさを知ることができた旅になったと感じた。
 この貴重な行事での体験が、明日からの学校生活にも活かされていくことだろう。生徒のみなさん、そして、引率の先生方、本当にお疲れさま。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

学校長 林浩子

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